~減薬、そして断薬へ~ リリカ(プレガバリン)が体に合わずにえらい目にあった話②

いよいよ原因がリリカ(プレガバリン)だと判明した所で、再度お医者さんに相談することに。

離脱症状の事を話し、減薬していくという方法で話を進めていくことに。

とはいえ、減薬の量などかなり個人差があるためこれといった確実なルールは存在していないようで、誰に聞いても「痛みが軽くなれば徐々に減薬」といった感じ。

ネットでも減薬の方法などないのか色々調べて画像のような手順があり、これに従い試してみたところ、大撃沈。

自分は良くも悪くも薬の影響を受けまくっているようで、この画像のように初日から75mgも減らそうものなら脳が一気に大暴れしてすぐ離脱症状。

そうやって量を調整しては離脱症状に苦しみながら10月いっぱいかけて無理やり200mgまで減らすことに成功。

しかし、ここでまた問題が。

11月から私は怒涛のプロレス興行ラッシュ。離脱症状があろうものならコンディションに本当に影響する。実際に9月離脱症状に苦しみながらやった試合があり、試合の記憶がほとんどない…

結局10月に試行錯誤し

自分が離脱症状が起こらない範囲で減薬出来るギリギリの量は

「12.5mg(25mg錠の半分)を1週間半かけて減らしていく」

という結論でした。

25mgだとわりと離脱症状があらわれしんどくなる。

減薬のサイクルが1週間だと、体が慣れる余裕がなく、1週間で体がなれて半週で慣れた状態を維持(ここに試合をぶつけられるようにする)。この半週が一番楽な時期。

そんなわけでほんの少しずつ減薬していくことに成功。

2025年12月の最後の試合が終わったタイミングで少し減薬スピードを上げ、1週間サイクルにしてみたり、25mgを試してみたり。

試合が無いと多少しんどくても耐えるだけなのでなんとか日常生活を送れます。

そんなこんなで100mgを切ってからはかなり体も落ち着き始めます。

最後、75mg残ったところで以前も書いた扁桃腺摘出の入院があったので入院のタイミングでむりやり断薬。

離脱症状もありましたが、入院で寝っぱなしだったこともあり、それより扁桃腺を切ったところの痛みが勝って離脱症状どころじゃない(笑)これは作戦通りでした。

退院後も1週間ちょっとしんどかったですが耐えられるレベルなので断薬完了となりました。

現在のところは特に症状も出ないままなのでおそらく問題ないでしょう。

いや~本当に大変でした。

リリカについて色々調べると
もともと海外では抗てんかん薬として承認され、神経的な疼痛も収まるから日本では疼痛治療薬としてメジャーに出回っている薬のようです。

そう、元々はてんかんの薬なんです。
そりゃ中枢神経に作用しまくるわ!って思いました(笑)

特に自分はこの薬が合わなく、
とにかく地獄の半年でした。

とにかく自律神経の乱れが倍増される感じ。夏バテも倍増。すべてが倍増。

「弾ちゃん疲れてるね」

と言ってくれた人、何人もいましたが実はそういうことだったんです⋯(笑)

もちろん離脱症状も副作用もなんにもなかった!という人もいっぱいいるし痛みが収まる点では優秀な薬だと思います。

それでもクスリはリスク。
あとは自己判断は絶対にダメというのを今回で痛感しました。

リリカ(プレガバリン)の離脱症状のブログが世の中に少なすぎたので長文駄文でしたが自分の体験談をすべて記載させていただきました。

■時系列

7月 リリカ(プレガバリン)処方

8月 症状が落ち着いたため飲み忘れたりする(離脱症状らしきものが現れ始める)

9月中旬 薬が切れたタイミングで完全の飲むのをやめる

9月下旬 離脱症状が本格的。まじで死ぬ。離脱症状の原因判明。

10月 無理やり200mgまで減薬

11月 12.5mgを1週間半かけて減薬というサイクルが合っていることが判明

12月 上記のサイクルで徐々に減薬。

1月 少し減薬量を増やしたりサイクルを短くしたりする。

2月 入院のタイミングでラスト75mgを一気に減薬。成功。

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