~離脱症状との戦い~ リリカ(プレガバリン)が体に合わずにえらい目にあった話①

※この記事は、一つの薬での副作用、離脱症状で自分自身が体感したことになります。その薬そのものを否定したりするものではありませんので予めご了承ください。

経緯はがっつり端折りますが
2024年夏前からとある神経系の痛みが出ました。

その痛みを抑えるために最終的に処方された薬が「リリカ(プレガバリン)」。※最初はタリージェでしたが省略。

これがとにかく自分の体に合わなかった⋯!

この記事はそのリリカの離脱症状、そして断薬までの半年間の闘いの話。

リリカについて簡単に説明すると、この薬は神経痛を抑える薬で、脳から出ている「神経が痛いよ!」という情報をカットするような薬。

中枢神経神経に直接作用して神経細胞の興奮を抑えて痛みを和らげるというメカニズムらしいです。

この薬は副作用(特に眠気)が強く現れやすいとの事で、最初は少量から、そして徐々に目標の量まで1週間以上かけて増量していくという薬です。
そして、飲んですぐ即効性がある薬ではなく、飲み始めて2日ほどで血中濃度が最も高くなり1週間もすれば効果が現れるというもの。

つまり飲み続けないといけない薬です。

それに従い、徐々に増量し、1日量300mgに到達した所で一旦様子をみることに。

途中確かに眠気などを感じたものの、そこまで激しい副作用を実感することもなく、おそらく安定した状態で一ヶ月ほど経ちました。

そうしているうちに神経痛もほぼなくなっていき、これで大丈夫だろう!

と自己判断で薬をのんだり飲まなかったりする日があらわれはじめ、9月半ばくらいだったかな、薬が切れたタイミングでそのまま飲むのをやめることに。

それが悪夢のはじまりだった…!

薬をやめてすぐに

謎の倦怠感、眠気、とてつもない疲れ、冷や汗、動悸、不安感、めまい、悪心を感じるようになります。

な、なんだこれ!

ほんのちょっと動くだけで心臓がバクバク。そしてダラダラ垂れる冷や汗。ぶわ~っとなる視界。

体が一大アラートを鳴らしているのが余裕で分かります。

※思い返してみれば8月、薬を飲み忘れたりする日もありましたが、その翌日翌々日は離脱症状が出ていました。その時は自律神経の乱れか夏バテだと思っていましたが。

そもそもその時は原因がまったく分からず、

もともと自律神経が乱れやすく、乱れたときの症状を数倍に強くしたような感じだったので、一番先に疑ったのは自律神経失調症。

それでもどのクリニックに相談したらいいのか分からず、内科に行ったり耳鼻科に行ったりほんと色々なところに行きましたがこれといって原因不明。

だって体そのものは健康体なんだもの。

疲れなら副腎疲労や甲状腺の病気の可能性もあるかもと採血をしましたがそのへんの数値も全く問題なし。当時、とてつもない猛暑だったのも相まって夏バテなのか?とも思ったりもしました。

色々サプリや漢方を飲んでみたり、それでも解決できず⋯この時はまさに薬漬け状態でした(笑)

そしてしばらくやきもきしながら色々調べていると…

リリカを急に辞めたことが原因の可能性が浮上。

リリカは徐々に慣らしていく薬と書きましたが、止めるときも徐々に減らしていく薬。

脳の中枢神経に作用するので、急に止めると薬に慣れた脳がびっくりして様々な症状を引き起こすことがあるのだとか。
これを「離脱症状」といいます。

離脱症状で一番メジャーなのはタバコをやめる時の様々な症状ですね。
そういった類のものが現れる可能性のある薬でした。
(注意書きを渡されたのをロクに読まず自己判断で増減した完全に私のせいです)

一度、元の量に戻してみました。
これもいけなかった。

急に0から300まで戻すものだからまた脳がパニックを起こして今度は通常服用時の副作用も出てきたりしてもうしっちゃかめっちゃか。

完全に自己判断で適当な事をやって自爆しまくっています。

それでもなんとか300mgで安定した所で、減薬してみるが、減薬の量が分からず多すぎて離脱症状。またすぐに元の量に戻す。も一回減薬、そして離脱症状。そして戻す。

まさにこの時は薬に依存状態にありました。

ネット記事とか読み漁っても、乱用、依存の害が確立されているようなのでこのままではいけない。

そこから本気で断薬を始めるための闘いがはじまるのでした。

■時系列

7月 リリカ(プレガバリン)処方

8月 症状が落ち着いたため飲み忘れたりする(離脱症状らしきものが現れ始める)

9月中旬 薬が切れたタイミングで完全の飲むのをやめる

9月下旬 離脱症状が本格的

つづく

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